私はいつものように周りを無視し、練習に入った。 今日は先生が出張のため、個人練習。 でも、わかってる。ううん、わかってた。 「ほんとあいつ消えてくんねーかな〜?」 「そうですよね!あの人いると空気悪くなりますし!」 「部長と副部長に仕事任せっきりなんて、先輩失格じゃないですかっ!」 「あいつはうちらのこと都合のいいおもちゃとしか思ってねーんだよ!」 練習中に、“私”の悪口を言い始めることなんて。