ゆかりは信じてくれたから、まぁよかったと思う。
そのおかげで、私と一緒にいてくれているのだから。
「あ、もう授業始まるね。じゃぁねー」
休み時間が終わり、ゆかりは自分の席に戻る。
いつの間にか理科室に着いていたようで、隣には同じ班の早苗がいた。
何故かゆかりは休み時間ギリギリまで私のところにいて何かしら話している。……そんなにボカロの話をしたいのだろうか。
授業の合間に小説を書きながら、私はそんなことを考えていた。
いつの間にか授業が終わっていた。
それはそのはず。だって小説が何ページも進んでいたから。
授業は聞く気にならない。だって教科書に書いてあることをつらつらと読んでいるだけなのだから、家で教科書を読んだほうがよっぽど勉強になる。
教える人が変わるとこうもやる気に違いがでるものかと初めて知った。



