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────しばらくして、私の環境に変化がおこった。
「美玲、移動一緒に行こう?」
ゆかりと、話すようになったこと。
休み時間、相変わらず私は一人で小説を書くけれど、たまにゆかりのほうから来てくれて一緒に話したりする。
…………ボカロの話を。
正直私はあんまりボカロが好きじゃないし、むしろ苦手な曲でもある。
声高すぎて、耳がキーンとなるから。
でも、そんなの言えなくて。
好きじゃなくても好きって言わないと一緒にいられないきがしてしまったから。
那美もたまに一緒に話す。
ゆかりと那美は頭が良くて、成績はいつも学年トップクラス。
私は学年のど真ん中。
……………天と地の差。
だから2人は気が合うらしくて。
私と話しているときよりも那美と話しているときのほうが楽しそうで。
ゆかりは那美と一緒にいたほうがいいんじゃないかとまで思った。



