同じく正座させてる男が

おろおろしているがギロリと

睨んだ

「あぁ、うん、ごめんなさい...」

おびえながら謝罪すると

前髪が長い奴が叫んだ

「そもそも!理絵が悪いんだぞ!!
 水かけたとたん悲鳴あげながら
 こいつのもとに行っちゃうから...」

「...あ゛?」

凶器のような眼差して睨む彼女も

また正座している