今日は厄日だ

足を引かけられて転んだし

教科書がエロ本にすり替えられ

上履きが金ぴかにされて目立ったし

なんか水かけられて水浸しだし



「で、あんたらの仕業ですか?
 リア充撲滅部さん」



「......てへ☆」

「てへ☆じゃねぇよ!!」

俺は前髪が長い奴の胸ぐらをつかんだ

「あの、そこまでに...」