夢深佳は私の泣き顔を

ほかの人に見られないように

屋上に連れてってくれた

「じゅ、授業は、いいの?」

「平気っすよ。今は亜利沙でしょ」

「あ、あ゛びばどう...」

「ほら、泣け泣け」

私は夢深佳の優しさに甘えて

たくさん泣きじゃくった...



*  *  *  *

ひどいこと言ってごめんなさい


ホントは大好きです、でも


友くんのそばにはいられない


辛くなるから。