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そして掃除開始から
40分くらい経過したと思う。



あれだけ汚かった部室は
見違えるほどピッカピカになった。




「ふー終わった終わったーっと!!
そろそろ向こうも終わる頃かな?」


そう言って体育館へ向かうと
予想通り最後の練習メニューに達していた。


「雪乃」


「へ?」


後ろから名前を呼ばれ
振り向くとそこには匠くんが立っていた。



「部活終わったらちょっと残ってて?」



「え?」



「話があるんだ」




...な、なんのだろう...


「わかった」



私はドキドキしてた。