「おまえからもなんか言えよ!」 助けを求めて振り向けば、気持ちよさそうにぐーすか寝ている莉乃。 そーだよな、こいつ酒飲んだらすぐ寝るタイプのやつだったよな。 ……叩き起こしてやろうか。 イラッとして莉乃の方へと手を伸ばす。 それと同時に貸切であるはずの店のドアがまたガラリと音を立てて開いた。