無事功希の誕生日という一大イベントも終わり、日常へと戻る。 働いてたときと比べてゆったりとした生活に、こんなにだらだらしてていいのかな、なんて思ってしまう。 そんな中、掃除をしている際に見つけた大きめの茶封筒に、私は首を傾げた。 「こんなの、ここにあったっけ…?」 昨日は置いていなかったはず、と中を開けてみる。 取り出した紙には、なにか小難しそうなことがいっぱい書かれていた。