あと1ヶ月もすれば、功希の誕生日がやってくる。
今年は何をあげようかな……なんて考えて相談した先は潤。
潤はそれならうってつけのやつがいる、と相川さんを紹介してくれた。
「実家がアクセサリーショップなんですか!」
予定を合わせて話をすれば、相川さんの実家がアクセサリーショップであることが判明する。
だから潤はうってつけだって言ったのか……。
持ってきてもらったカタログを見せて貰いながら、どれにしようか考える。
「じゃあ、次会うときまでには決めておきます!」
そしてまた会う約束をすれば、貰ったカタログを片手にお店を後にした。