そして、香恋と高柳はというと・・・ 「・・・ごめん」 「・・・すまん」 まあ、何とか仲直りは出来たようだ。 「ほら、九も!」 俺は、隅の方でその光景を見ていた九の腕を引き、香恋と高柳の前に連れ出した。 「・・・ごめん」 それだけ言い、お化け屋敷の中へ戻っていった。 「んじゃ、始めますか!」 こうして、仲直りと九を楽しませるための目的の納涼大会がスタートした。