住岡、九はもちろん、琴吹も、 そして、俺も・・・ 「え?」 ってなった。 本当は、「今度、一足早い納涼大会するんやけど、一緒にやらん?」ってお願いするつもりだったのに。 なぜだろう。俺から出た言葉は・・・ 「俺のこと、嫌いよね?」 だった。 琴吹は、俺の問いに対して、多少、焦ってはいたが、俺の顔があまりにも真剣だったのか、真顔に戻り、聞いた。 「なんでそう思うん?」