あなたがいてくれたから




そして、さつきに言われたとうりに私たちは放課後一緒に残って練習することになった。


「なぜあなたは」

「お願いだ」

やっぱり、高野は棒読みだった。

「ねぇ〜高野」

私たちは、休憩中で椅子に座っていた。

「なに」

「なんで、そんなに棒読みなの⁇」

私がそう聞くと、少し沈黙が続いた。

「・・・メンドイから」

高野はそう言って机に寝た。

「そろそろ、やりますか」

慌てて私は、練習を再開させた。

ーーーー

あれから、高野との放課後練習は続い
た。放課後じゃなくても、劇の練習のときは、高野はさつきに何回も怒られていた。

(まぁ、メンドイじゃね〜)

私は、さつきに怒られてる高野の方を見て、そうおもった。


「こうなったら高野君、今日1日ヒカルとして過ごして」

もう、さつきは高野の棒読みに呆れたのか、そう高野に告げた。

「はぁ⁉︎」

もちろん、高野は反対した。けれど、少しお怒りのさつきさんには、高野も渋々承知した。

「…ぷ」

その、光景に思わず笑ってしまった。

(やば‼︎)

慌てて押さえても無駄だった。

「美〜桜〜」

さつきは、黒いオーラを出しながら私の方をむいた。そしてー


「もちろん、あんたも今日1日サクラとしているのよ‼︎」

そう言われた。

(はぁ〜失敗した(泣))


そして、今日1日は私はサクラ・高野はヒカルとして過ごした。

そして、私は今日1日すごく恥ずかしい思いをした…

ーーーー

そして、とうとう明日が本番となった。

高野は、あれだけ練習を、しても棒読みが続いたままだった。そしてさつきに

「…今日は二人で、最後に放課後練習きてね」


っと言われた。

(も〜〜)

私は、がっかしした。そう思ってもさつきには絶対と言われて、今は放課後になって、私と高野は二人で練習をした。


「…ねぇ高野」

私は、練習の休憩中に高野に話しかけ
た。

「なに」

高野は、そのまま台本をメンドイクサそうに読んでいたまま返事をした。

「明日は、棒読みはやめてよ」

私がそう言ったら、少しの沈黙が続い
た。

「・・・やだ、メンドイ」

高野はそう言ってきた。

「・・・みんなのためだと思って
ねぇっ」

私は、両手を合わせて高野におねがいした。

「・・・はぁ〜
わかったよ」

高野は渋々そう言ってくれた。

「よかった‼︎」

私は、そこし安心したけれど…

「ただし、条件がある」

そう、高野に言われて安心感が一気になくなった。

「・・・条件って」

私は、恐る恐る聞いてみた。

「それはーーーー」

その返事に、私は渋々承知した。