「朋樹せこいぞー!!」



俺は朋樹を追いかけて


体育館に向かって走って行った。





俺の心の中で


何かが変わり始めた。




「遅い!!
お前ら何やっってたんだ!?」



井上先生が体育館の入口の前で

俺らが来るのを待っていた。



「すいません……。」




俺たちは井上先生に謝ってから


体育館の中に入って行った。