俺が話し終えると、

真っ先に朋樹が俺に向かって言ってきた。


「修の夢、はじめて聞いたよ。
俺は修の夢、全力で応援する!」


「私も!」


未紀がそう言って、

元気良くて手を挙げた。


「俺も応援するぜ!」


一輝も俺を応援してくれた。


「作家とかすごいね!」


奈央は満面の笑みを

俺に向けてきた。


その俺に向けた奈央の表情を見て、

俺は一輝に睨まれた。


「これで全員、
夢を言い合ってた。
だから、
これからはその夢を
絶対に実現させるために
頑張ろうな!」


一輝がそう言って、

手を広げて机の上に乗せた。


『『『うん!』』』


そう言って、

一輝の手の上に

みんなで手を重ねていった。


「これからも頑張っていこう!」


一輝の言葉が教室に響いた。


俺も、

みんなみたいに

夢に向かって頑張っていこう。


そう心から思えた。