「だ、だって私、潤君のこと好きとかそういうの、よくわかんないし……」 自分ではどうにもならないことが悔しくて、たまらずしゅんとうなだれる。 「あんたまだそんなこと言ってんの!?」 「あー、もう!」と、もどかしげに頭をカリカリと掻きながら空を仰いだ明里は 「あんたはもうちょっと自分の気持ちに素直になる努力をしなさいっ!」 そう言って元気付けるように、私の頭をワシャワシャと撫で回したのだった。