シャアーー


シャワーの音が、心地よく響く。

今日は、学校に行くべき?

私は、正直行きたくない。

でも、あの男の子に会えるなら。

そう考えると、別に行ってっもいいかな、って思うんだ。


あの男の子は誰なんだろう。


相変わらず分からない疑問を抱きながら、

私はシャワーを止める。


またあの声が聞きたい。


そう思うのは、私のわがままですか?

わがままなら、やめなきゃね。

きっと、こんな事思われてたら迷惑よ。

そう、私は迷惑にしかなっていないんだ。

お風呂場を出て、考える。