「え゛・・・」


何か気持ち悪い。


「という事で、

緑の富山優夏さんが選ばれました。

全員一致とは前代未聞!

やっぱりレベルが高い!

緑にボーナスポイント60点をプレゼント!

それでは選手の皆さんは退場してください。」


???

私には何が何だか意味が分からなかったんですけど。


お父さんもお母さんも雅も見に来てるのに、

恥ずかしいったらありゃしない!


「優夏、やったね!」


着替えて帰って早々、

亜美がそう言ってきた。


う~ん、やったって喜ぶべきなのかな??

ま、いっか。


それからは、亜美のパン食い競争とか

そんなのがいっぱいあってから、

体育祭は幕を閉じた。




もちろん、私達のクラスはダントツで優勝!!