その子は意味の分からない事を言っていた。 私は可愛くないし、 選ばれるわけないじゃない。 「おー!また緑が1番! 速いぞ!しかもテニスウェアだー! ミニがたまらないっ、いいですねぇ・・・」 それから延々とアナウンスの変態発言があって、 最後の走者が走り終えた。 結果はもちろん緑のダントツ勝利! 「では、審査員の皆様お願いします!」 そう言ったと思ったら、 運動場の真ん中に私達は行かされた。 そして、審査員(?)という人達が来て、 私達を眺めた後、 私を審査員の人達全員がさした。