そう思いながら、歩いていると、後ろから肩を叩かれた。
振り向かなくてもわかる、そうした相手は海斗だ。

「おじさんなんて?」

おはようも言わず、問いかけてくる海斗。

呆れながらも、答えようとして、海斗の顔を見ようとしたら。

最高潮のドキドキが胸を波打った。

顔がどんどん火照っていくのがわかる。

なんなのよー。

もうわかんないっ!