「お茶ど~ぞ。」

灰色と茶色の湯のみが、椿達の前に置かれる。
その中に入っていたのは、冷たいお抹茶で、呑んでみると、冷たい感覚と濃い抹茶の味がのどを潤し回復させていく。

「すごく気になっていること聞いていいですか?」

椿は、遊佐を見つめながらそう話す。

「なんですか?」
「遊佐さんと砂靭さんは、祇儀さんとはどういう関係なんですか?」

その問いに、遊佐はにこっと微笑みながらこう答える。

「サポーターです。」

と・・・