「気をつけろよ、人間(怒)」
「ごめんなさい。」

隼丸に謝る椿。
隼丸はぶすっとしながらも「ちゃんと歩けよ。」と言って先へと行ってしまった。その光景を後ろで見ていた深波と蓮流は・・・

「隼丸さんて・・・。」
「偉そうにしてるけど、根は優しい人だと思う、たぶん。」

と話していた。

そして、いつもの祠の前についた。祇儀はポンポンと手を叩くと祠の扉は開き、やさしい光が彼らを包んでいく・・・

「あれ・・・ここは・・・?」

椿の視界に飛び込んできたのは、すごく大きく広い場所。多くの妖怪や幽霊など様々な種族が行きかっていた。