「禮漸。」
「何だよ(笑)」
「椿ちゃんだっけ?あの子かわいいな~(笑)」
「おいおいおい、絶対だめ(笑)」
「何も言ってねぇだろ(笑)」
「言わなくてもわかる!酒、煙草、女、博打全部に手を出してるお前に渡さん(怒)」

「そうっすよね・・・」

船の上で彼らはそんな話を繰り返していたその頃、緑涼は、眠る椿の様子を伺っていた。