残りの時間で他の仕事を片付け、

今日やっと地上に降りてきた。

天使の仕事が一つのはずはない。

みんなを救う仕事だけでなく、

他の仕事も受け持っていたのだ。

だからこの5日間死に物狂いで仕事を

おわした。

そのおかげもあってか、

予定通り地上に降りることができた。

遼「今から、これから住むとこに行くぞ。
 その後は学校だ」

「了解。でも、なんで学校?」

遼「そりゃ俺達が死んでから年とってない
 からだろ。でも俺と雅は別々の学校
 だからな?」

「…なんで?」

遼「手分けして情報集めしたほうが
 効率がいいだろ?天界じゃわからなかった
 こともあるだろうしな」

「ん、わかった」

遼「じゃあ取りあえず家いくぞ」

まさか、自分が高校へ行けるは思って

いなかったが、少し楽しみだ。

なんせ高校生活を送る前に死んでしまったから。

ほんの少しだけ期待を抱いて

私は足を動かした。