?「お前そんな顔してたら救えるもんも
 救えねぇだろーが!」

今喋っているやつは私の上司。

目が覚めたときにいた奴だ。

なんだか自然とタメ語になったが。

「……遼、でも…」

こいつの名前は柏木遼。年は私より

2つ上らしい。

私たちはこれからは年をとらないが。

遼「お前にいい知らせだ!
 地上に降りる許可が出たぞ!」

「っっ!ほ、本当!?」

遼「ああ。だからそんな顔してんなよ雅」