無事、家に着き私は早速遼に

話をすることにした。

遼「反対だ!…と言いたいところだが、
 俺もそれが最善の策だと思う。
 だけどっ!俺も族にはいるからな?」

「ええっ!大丈夫なの?」

遼って喧嘩出来んの?

遼「大丈夫だ!俺も生きてた頃は
 族だったからな!」

えっへん、と胸を張って答える遼。

っていうか、遼が暴走族だったなんて

初耳なんだけど!それを遼に聞いたら、

遼「え?聞かれなかったし。」

だって!普通は聞かないでしょうが!

はぁ、もういいや。過ぎたことだし。

「で?遼は私とは別の族に入るの?」

少し気になったから聞いてみた。

遼「あー、そうだな。その方が効率
 いいだろうしな。」

「ふ〜ん、どこに入るかは決まってるの?」

遼「まだだ。そういう雅は?」

「私もまだ。だけどあてはあるから。
 入れてもらえるかはわかんないけど。
 わかったら遼に連絡するから。」

遼「りょーかい」