3日後、学校に転校という形で

行く日になった。

遼「忘れ物ないか?」

「大丈夫。お弁当も持ったしね。」

このお弁当は私の手作りだったりする。

意外かもしれないが、結構私は

料理が得意なのだ。

だから私が遼のぶんのお弁当もつくった。

朝ごはんや、夕飯も私が作ることに

なっている。

遼「じゃあ、出発するぞ。」

私の学校も遼の学校も不良校だから

バイクで登校しても平気なので

バイクで行くことにした。

昨日は歩きだったけど。

でも、私はバイクに乗れると

いろいろ勘違いされそうなので、

遼の後ろに乗せていってもらう。

私の学校の先に遼の学校があるため

私は途中で降ろしてもらうことに

なっている。本当は私もバイクに

乗れるんだけどね。

「帰りはどうするの?」

遼「俺が迎えいくから校門の前で
 待ってろ。」

「りょーかい!」

遼「じゃあ、メットかぶれ。
 行くぞ。」