美しい桜との約束




「ダメです」





「沖田さん!


沖田さんが隊士にしてくれたんでしょ?!私に覚悟を決めさせたんでしょ?!


なのになぜ!!」





「ダメって言ってるのが聞こえませんか?君はここに残りなさい」





そんな風に敬語で言われたら・・・





「・・・はい。」





「会津藩に来てもらうよう手紙出してくる」





と、近藤さんがいなくなり私もここからいなくなりたくて





「あ、わ、私も用事があるので失礼しますね!!」





ヘラヘラ笑いながら出てきてしまった。