美しい桜との約束




「あーあ、寝ちゃった。運ばなくちゃ。めんどくさいなぁー」





「疲れさせたのはあんただろ?総司」





「あ、一君」





「その女油断できないな」





「あれ?一君にこの子が女だって言ったっけ?まぁあの3人が気付かなくても一君は気付いちゃうか・・・。


この子竹刀を持つこと自体初めてらしかったんだけど強かった。


何者かな?」





「俺はあいつらみたいに鈍くないんでな。


・・・隊士にするのか?」





「・・・うん」





僕はそれだけを言い残し美桜を運んだ