年も明け……雪が散ら付く中……莉奈は羽織を何枚も着て足袋も何枚も履いて寒さを凌いでいた。


土方「それは可愛くない」


莉奈「寒くて死にそう……」ブルブル


土方「俺が温めてやろうか?」


莉奈「良いんですか?ありがとうございます。では総司の部屋に行ってきます」


土方「ふざけるな!馬鹿者!!!」


莉奈「あなたもですよ?」


土方「ふっ! 茶でも入れてこい。温まるぞ」


莉奈「はぁ〜〜い」


廊下に出ると寒くて足がジンジンする……。


総司の部屋に入ると総司も火鉢にしがみついている


莉奈「火傷するよ?」


総司「寒過ぎる」


莉奈は後ろから抱き付いた


総司「着過ぎじゃない?」


莉奈「これでも寒い」


莉奈は総司の袂に手を入れて背中に回した


総司「(ブルブル)莉奈……冷たい…」


莉奈「ゴメンゴメン」


莉奈は押入れを開けて中に入って閉じた


総司「……………………………。」


総司は襖を黙って見てる


総司「何してんの?」


莉奈「布団に入って温まってる」


総司「(クスッ!)」


総司も押入れに入って莉奈と布団に包まった


真っ暗な押入れの中で二人はkissをした


スパンッ!


土・山「お前らぁ〜〜〜〜〜〜!!!」


胸ぐらを掴まれ二人同時に引き摺り出された


莉奈「温まってただけです」


総司「今日は何もしてません」


土方「接吻は何もに入らないんだな?」


チュッ!


総司「あぁーーーーーー!!!」


ゴシゴシゴシゴシ


莉奈「自分で拭けるっっっ!!!
唇剥がれ落ちそうだよ?」


チュッ!


総司「止めて下さい!!!土方さん!」


土方「莉奈はお前の物じゃない」


総司「あなたの物でもない」


山崎「莉奈。先日はありがとう!」


莉奈「お礼には及びません。当然の事をしたまでです」ニコッ!


土方「莉奈は茶入れてこい!!!山崎も行け」


二人で部屋から出た。