莉奈「分かった……。分かったから…」


総司「はい。そこまでっっっ!!!」


莉奈「あのね? 鉄之介はまだ子供!」


総司「顔は胸の中。手は尻。どう考えてもおかしいっっっ!!!」


莉奈「……………………………。
てつはまだそんな考えは持ち合わせてない! ね?」


鉄之介「……………………………。
当たり前だ」


総司「い〜〜や違うっ! 鉄之介!莉奈から離れろ!!」


鉄之介「大人のくせに情けない……」


総司「ふふふふふ。何故莉奈から離れないのでしょう……」


鉄之介「莉奈を落ち着かせるためだ」


総司「手の置き所が間違ってる!!!」


鉄之介「背の高さから丁度手が此処になるんだ。至仕方ないだろう」


総司「もう良い!離れて!莉奈は落ち着いてる」


鉄之介「いや……まだ良い」


総司「ほぉーーーーーーぅ。
そう……。鉄之介が怖かったんですね?まだ子供だから仕方ないんですね……」


鉄之介「……莉奈の胸は柔らかいな」


バシッ!


総司は莉奈から鉄之介を剥がし放り投げた


総司「子供は子供らしくしときな……。
莉奈。 行くよ」


莉奈「スーツケース!!」

莉奈は濡れたスーツケースを拾い、部屋へ持ち運び、丁寧に拭いて開けた。


電化製品は全て立ち上げてみた


莉奈「……………………………。
服の間に入れといて良かった……」


総司「無事?」


莉奈「うん。大丈夫……」


近藤「莉奈!!!無事かっっっ!!!」


莉奈「無事でした。全部付きました」


近藤「違うっ!お前だっっっ!!!」


莉奈「私は平気です。
また……殺してしまいました………」


ギュッ!


近藤「明け方……岩倉一味を……一掃する………。

もう……

お前を危険な目には遭わせない!!」


土方「幹部会開くぞっっっ!!!」



ーーーーーーーーーーーー



左之「夜のうちに大分片付けたから……そうは残ってねぇだろ」


新八「あぁ。屯所に奇襲とは……肝の据わった奴だ……」