竹刀を握り早30分………


総司「ちゃんと竹刀握れっっっ!!!」


莉奈「…………………。どこいらへんが優しいの?」


総司「黙って振りなよっっっ!!!」


莉奈「……………………………。
もう止めようよ〜〜〜。私女だし体力無いし」


総司「強くならなくて良いから……自分の身は自分で守れる位にはなりなよ」


莉奈「それもそうですね………」


総司「はい。打ち込んで来て!」


カン カン カン カン カン カン


ゆっくり形を体で覚えさせようとしてる総司………。

優しいじゃん………。。。口は悪くなるけど………


莉奈「疲れた………もぅ無理。」


総司「はぁ〜〜〜〜〜〜………。オナゴは弱い………。」


莉奈「可愛いでしょ?守りたくなるでしょ?」


総司「……………………………。
自分で言わないでよ………まぁ……毎日やれば何とかなるから……大丈夫」


莉奈「はい!お願いします!」



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こうして総司の稽古が始まった


暇な時は左之や新八や平助も教えてくれた。


段々剣道の楽しさに引き込まれて行った


平助「まぁ……莉奈は強くならなくて良いんだから楽しめよ!」


莉奈「楽しくて仕方ない!!! 仕事以外したことないから!」ニコッ!


平助「子供の頃は遊んでただろ?」


莉奈「仕事の合間に大人の人に遊んで貰ってたけど、友達もいなかったし……」


平助「遊んでない………?」


莉奈「だからDVD見て時間潰したり……?可哀想な子だね。私」クスッ!


平助「莉奈が笑ったーーーーー!!!」


左之「見た見た見た見た!」


総司「色っぽい莉奈よりそうやって笑ってた方がずっと可愛いよ?」


新八「色っぽい方が良いに決まってんだろっっっ!!!」


総司「それは作り物の莉奈でしょ?」


土方「それも含めて莉奈だろ」


総司「飾ってない莉奈のが良い」


一「だから総司は餓鬼なんだ」


総司「一より年上っっっ!!!」