陸「……」




樹の言葉を聞き、亜夢から腕を放す






樹「おーい!篠崎はやくこい!」




亜「…はい」




亜夢は陸のもとを離れ、樹の場所に
駆け寄り、教室をでて廊下を歩き始めた






先ほど陸に掴まれた腕をみると
かすかに赤くなっていた



亜「……」





樹「……大丈夫か?」





亜「…コクン」






りっくんのあんな顔始めてみた





亜「…話ってなに?」





樹「いや?なにもないぞ?
ただ、助けてほしいような顔してたからさ!」





亜「…ありがと。助かった」




樹「でも、気をつけろよ?
あっ、いままた教室戻ったらさっきと
同じことになるんじゃねーか?」




りっくんの事だからあり得る…