急いで校門に走って行くと…狂華がむすっとしながら立っていて、
「はぁ…狂華遅れてごめん」
「お嬢様毎回毎回よく遅いですね、殺されたいんですか?」
わーごめんっていってるのに
ひどい…
そして笑顔が黒い。
「あれ?乃彩じゃん誰そいつ?」
げっ…
「翔太初対面にそいつはダメだよ」
とぺしっと頭を叩く深海君
「深海も翔太も煩いよ?あっ僕乃彩の彼氏の折原覇琉華でーす」
深々と頭をさげた。
あいつ…そっと狂華を見ると
「お嬢様?どういう事ですか?」
やばいやばいっ
「違うっ嘘はやめろ、君と恋人になった覚えはない」
「そうだぞ!お前んんっ」
翔太の口を塞ぐ覇琉華
「え~あんなことやこんなことした仲じゃん?」
こいつ…
ニヤニヤと笑う折原君
「へぇ…色々ねぇ…お嬢様一先ず帰りましょうか?」
絶対殺される
「待ってお願い狂華」
「煩い、黙ってのれ」
お嬢様に「黙って、のれ」って…
「じゃあね~愛しの乃彩ちゃん」
笑顔で手を振りながら舌をだして「べ~」っとしている折原君。
翔太君は覇琉華君に口を塞がれもがいている
深海君は溜息を…
あいつ…覚えてろよ…
車が走り出した。

