そのお化けを避けて進んで歩きだしたのだが、隣からすすり泣きが聞こえた。どうやら、泣いてしまったらしい…。
『リン、大丈夫か?』
「…ヒック……こ、わ、かった……。」
『リタイアするか?』
「そ、れは…ヒック……嫌……負け、た、くな、い…ヒック……ゴール、する…。」
負けたくないって、お化けにか…?
本当、りんって面白い。
泣くほど、怖がっているのにリタイアはしたくないらしい。
途中で投げ出すとか嫌いなんだろうな。
『リン、目瞑って行きな。そしたら怖くないから。俺が連れていってあげる』
コクリと頷いたリンは、俺の腕にギュっと絡みつき、目を瞑って歩き出した。
やべぇ。マジで可愛い。
本気で、ずっとこうしてたい。
ここから出たくない。
俺は、幸せを噛みしめながら、出口までゆっくりと歩いたのは言うまでもない。
~伊吹 side end~
『リン、大丈夫か?』
「…ヒック……こ、わ、かった……。」
『リタイアするか?』
「そ、れは…ヒック……嫌……負け、た、くな、い…ヒック……ゴール、する…。」
負けたくないって、お化けにか…?
本当、りんって面白い。
泣くほど、怖がっているのにリタイアはしたくないらしい。
途中で投げ出すとか嫌いなんだろうな。
『リン、目瞑って行きな。そしたら怖くないから。俺が連れていってあげる』
コクリと頷いたリンは、俺の腕にギュっと絡みつき、目を瞑って歩き出した。
やべぇ。マジで可愛い。
本気で、ずっとこうしてたい。
ここから出たくない。
俺は、幸せを噛みしめながら、出口までゆっくりと歩いたのは言うまでもない。
~伊吹 side end~

