ドキドキと心臓が加速していくが、必死に平静を装った。
「手、繋ごうぜ。その方が怖くないだろ?」
つい、この状況を利用してしまった俺。
それでも、リンと手を繋げとても嬉しかった。
怖がるリンには悪いけど、俺はここから出たくない、リンとずっとこうしていたいって思ってしまっていたんだ。
そんな時、いきなりお化けがでた事によって猛ダッシュし始めたリン。
マジ早ぇ。
今は長い廊下だが、もうすぐ角にさしかかるところだ。
しかし、あの角あたり何か怪しそうで仕方がなかった。
だからリンにその事を伝えようとしたのだが、次の瞬間…
「み~つ~け~た~」
先ほど追いかけてきたお化けが突然現れたのだ
『うわっ』
「キャッ」
だからいきなり現れるんじゃねぇ!!
身構えていたものの、ちょっとだけびっくりしてしまった。

