ギャップ彼女 2

ドンドンドン!!



『……っ!?』

「り、り、りん!?」



急に壁からもの凄い音がして思わず、伊吹に抱きついてしまった。




『ご、ごめん』

「手、繋ごうぜ。その方が怖くないだろ?」

『うん』



お言葉に甘えて、手を繋がせてもらった。
伊吹の温もりが伝わり、少し恐怖が和らいだ気がした。


「俺、ここから出たくないかも…。」


「うぉ~~~ま~て~~」



小さく呟く伊吹の声は、お化けの声によってかき消された




ヒーッ!?

こないで~~~~っ!!





『い、い、いぶき!!逃げるよ!!』



私は伊吹と手を繋いだまま猛ダッシュをした。



「お、おぅ…。」




イヤーーーーーーーーっ!!