ギャップ彼女 2




『おいしぃ~』



カルボナーラは、私の一番好きなパスタだ。
この濃厚ソースが堪らない。
やっぱり店のは違うな…。



家でもチャレンジして作った事があったのだが、ダマになったりしてイマイチだった。
私もまだまだだ…。



今度こそマスターしてやる。
覚悟してろよ~カルボナーラ!!
そう、心に誓った


私がカルボナーラを堪能していると、クスクス笑った伊吹が口を開いた。



「リン可愛い」

『…へ?』


い、いま何と…?



「本当、可愛い」

『…っ!』




えーーーーーーーーっ!?



伊吹による不意打ちの、可愛い攻撃にドキドキと心臓が加速していく。




『い、伊吹…お世辞は、もうその位で…』



お世辞だと分かっているのだが、伊吹みたいなイケメンに、面と向かって言われるのは本気で恥ずかしい。



「お世辞じゃねぇよ。リンは可愛い」



伊吹が極上スマイルを向けながらそんな事を言うので、頬がみるみる紅潮してくるのが分かった。



もう…ムリ。
限界…



伊吹さん…本気でもうヤバいです。
リンはノックアウト寸前です。