『おいしぃ~』
カルボナーラは、私の一番好きなパスタだ。
この濃厚ソースが堪らない。
やっぱり店のは違うな…。
家でもチャレンジして作った事があったのだが、ダマになったりしてイマイチだった。
私もまだまだだ…。
今度こそマスターしてやる。
覚悟してろよ~カルボナーラ!!
そう、心に誓った
私がカルボナーラを堪能していると、クスクス笑った伊吹が口を開いた。
「リン可愛い」
『…へ?』
い、いま何と…?
「本当、可愛い」
『…っ!』
えーーーーーーーーっ!?
伊吹による不意打ちの、可愛い攻撃にドキドキと心臓が加速していく。
『い、伊吹…お世辞は、もうその位で…』
お世辞だと分かっているのだが、伊吹みたいなイケメンに、面と向かって言われるのは本気で恥ずかしい。
「お世辞じゃねぇよ。リンは可愛い」
伊吹が極上スマイルを向けながらそんな事を言うので、頬がみるみる紅潮してくるのが分かった。
もう…ムリ。
限界…
伊吹さん…本気でもうヤバいです。
リンはノックアウト寸前です。

