ギャップ彼女 2

『…お母さん…。』


――――涙目の母だった。



「奏くんから、リンが倒れたって電話もらって…。本当、無事で、良かった…。すぐに駆けつけてあげられなくてごめんね」

『私こそ、心配かけて、ごめんなさい…。』



母は話しながら私の傍に来た。
仕事着のままだから、仕事の途中だったに違いない…。本当、私って、迷惑かけちゃってばっかりだな…。


「お姉ちゃん!!大丈夫?」

『リク…。うん大丈夫だよ』

「良かった!」



心配そうにベッドまで走り寄ってきたリクに微笑めば、リクもホッとしたのか微笑み返してくれた。


リクは、花火見れたかな?
今日は母が夜に仕事の為、リクは何人かの友達と、友達のお母さんで花火大会に出かけていた



私がリクと話終えると、悠斗と奏の方に視線を向けた母は口を開いた。




「奏くん、悠斗くん、娘を助けてくれてありがとう」


「「いぇ…。」」



悠斗と奏の睨み合いは、いつの間にか終わっていた。