ギャップ彼女 2



ずっと報われない恋だと思っていた。
何度も気持ちに蓋をした。



怜奈の事もあったから。
でも実際は違かったんだ。




この指輪の本当の意味も。
あの時の言葉の意味も。





怜奈と付き合っていたのには何か理由があったのかもしれない。もしかしたら弱みを握られていたのかも。



私もそうだったから…



理由は分からないが、悠斗が好きだと言ってくれているのは紛れもない現実……



























……現実だよね?






あれ…


これ本当に現実か?
もしかしてこれはリアルな夢……とか



『……。』



あぁ……夢オチはキツイ。
夢なら覚めてよ!?そう思って私は…



ムギューーーっと思いっきり右頬をつねった。




………痛い





「な、何やってる?」



目をパチクリさせた悠斗は、私のつねっている右手にそっと手を添えた。




触れられたその手は温かくて、現実だと実感する。



『…夢じゃない…夢じゃ…』

「当たり前だ」



ふっと笑った悠斗の左手によって、ゆっくりと私の右手を下ろされた。





嬉しい。
夢じゃないんだ。



これは現実…




私も伝えたい。
この溢れんばかりのこの想いを。






大好きなあなたへ。