悠斗は私の頭をポンと撫でた後、そのまま私の左頬に触れる
「リン」
妖艶な表情で見つめてくる悠斗に、またドキドキと心臓が動きだす。
さっき、静まったばかりなのに…
『な、なな、なに?』
平静を装うとしたのだが、失敗に終わる。
しかも、どもっちゃうしね。
そんな私を見てフッと笑った悠斗は…
「キスしていいか?」
右手を添えたまま、私の下唇を親指でゆっくりとなぞり、艶っぽい声で囁いた
『……っ』
キス!?
『む、む、む~~~~~』
私は、ムリとも言えず、変な声をだしてしまっていた。あと、“リ”を言うだけなのに…
今までこんな事聞かれた事なかったから、ある意味パニックになりかけていた。
リン!とにかく、落ち着くのよ?
これは、悠斗がからかっているだけ…
そう。きっとそうだ!!
でも…
必死にそう思うのだけども、フェロモン大放出する悠斗に、体が動かなくなってしまう。
あぁ~~~っ!!悠斗さんよ…そのお色気フェロモンしまってくだせぇ。私にはちと、刺激が強すぎまする。

