ギャップ彼女 2



『リン!!』


俺が駆けつけた時、奏はリンを抱えながら携帯を操作していた。




「お前」

『リンはどうしたんだ!?』



驚いた表情で俺を見ている奏に問いかけた。



リンはなぜ意識を失ってる?
さっきまで、走っていたよな?
この短期間に何があった?




「いきなり、頭が痛いと言ってその後、急に倒れたんだ。……っておい何するんだ!?」




奏と一緒に花火大会に来ていた事に一瞬イラつきを感じたが、今はとにかく病院だ。一刻も早く病院に連れていきたい。



俺はリンを奏から奪い抱きかかえた。
俺のリンだ。
誰にも渡さねぇ。



「おい、そんな事より、救急車を呼んでくれ」


『今から救急車を呼ぶよりも直接連れて行った方が早い!!俺が乗ってきた車がすぐ近くにあるから、それで直接病院に連れて行く。それでいいな?』


「あぁ。でも、俺も一緒に連れて行ってくれ」


『分かった』


そうして俺は、病院へと向かったのだった。



~悠斗 side end~