『…あり、がとう』
私なんかの為に怒ってくれて。
もしかしたらこれをきっかけに、愛莉達だってみんなに嫌われてしまうかもしれないのに。
「何言ってるの…こんな根も葉もない噂、ありえないよね。」
「そうだよ。」
「このサイトの管理者分かったら引っ叩いてあげるんだから!」
愛莉達が私を信じてくれた事実に、嬉しくて涙がほほを転がり落ちた。
心の中では、今回の事で愛莉とあゆみが私から離れてしまうのではないかと思っていた。
女の友情なんて脆いもんだから。
私には、私を信じてくれている仲間がいる。
ひとりじゃないんだ。
あの時みたいに、私は…ひとりじゃない。
「…そうだよな」
「俺らの想いにも気づいていねぇし」
「だよなー」
「そんな高度な技できるわけないよな」
「なんせリンちゃんだし」
なぜか頷きあっている男の子達。
「そうよね。」
「花那月さんだしね」
「所詮、リンちゃんよ」
「ムリムリ」
女の子達も笑って頷きあっているのだが、
なんだろう…
このバカにされてる感は…
嬉しいんだけどね?

