ギャップ彼女 2

「怜奈様を襲わせたのってあなたなんでしょ?そんな女の言葉なんて信用ならないのよ。」

『………え?』





私は自分の耳を疑った。
怜奈様を襲わせた?ど、どういうこと…?





『…なにそれ…』

「襲った犯人が、あなたに指示されたって自白したとかって聞いたわよ。」





…なんでそんな噂が?
誰がそんな事を?





「怜奈様は、運よく助けてもらったみたいだけどさ、本当あなた最悪な人間よね!?」

『私、そんな事やってない!』



ってかさ、襲われたの私なんだけど!?
しかし私が否定しても、周りのみんなは冷たい眼差しを向けるだけ。



「そ、そっか…」
「じゃぁ、私達行くね…」



ユイちゃん、くるみちゃんはこの場にいるのが気まずいのか、そう言って私から離れていく。




『本当に…やってない…』

「証拠もないじゃん。怜奈様がそんな嘘つくとは思えないし」

「そうだよねー」

「昨日だって、悠斗様と手を繋いでたでしょ?どうせ、悠斗様を脅してたんじゃない?」

「そうよ!だって悠斗様険しい顔してたもの。余程、不愉快だったんじゃない?」

「あははは」




斎藤さん達が私を嘲笑っているが、もはやどうでもよくなってしまった。




所詮、私の信頼度なんてこんなもんだ。
なんかバカみたい。
クラスに馴染めたなんて思ってた自分が。





スーッと心が冷たくなっていくのを感じた。