ギャップ彼女 2

俺は怜奈の弱みを手に入れようとしたが、なかなかボロを出さなく苦戦していた。


ボイスレコーダーを用意し、いつでも録音できるようにもしたが、あの時以来脅してこねぇ。



学校では完璧に取り繕っているから…
だから俺は、最終手段に出た。




俺は探偵事務所に依頼をしたんだ。
学校がダメなら私生活だと。



そしてついに今日、探偵事務所から報告書ができたと、連絡があったんだ。



まだ内容は分からないが、楽しみなのは事実。
しかし店に入った時、俺は言葉を失った。



「すみません…あそこの席がいいんですけど、大丈夫ですか?」

「はい。ではご案内します」



それは…




「あら、花那月さんじゃない。こんなところで会うなんて偶然ね。」




楽しげに笑っているリンと奏の姿で。
その時、俺は頭を殴られたようなショックが全身を貫いたんだ。



俺の前では悲しげに笑うのに、こいつの前では幸せそうに笑うんだな…




…リンはこいつが好きなのか?




そう考えるだけでズキズキと胸が痛く締めつけられた。



リンの隣で長い間一緒にいたのは、紛れもなく奏だ。そんな野郎に俺は勝てるのか?















…さすがに自信ねぇ。