ギャップ彼女 2

蓮と伊吹に連れられたリンは、生徒会室に入るなり頭を下げて謝った。


隼人の言葉に頭を上げるリンとバッチリ目が合ったのだが、やっぱりその瞳は悲しげに揺れていて…



ズキンと胸が痛くなった。




こんな思いをさせてごめん。
守れなくてごめん。
何もできなくてごめん。




伊吹と蓮は、リンを追いかけた。
翔は、データを復活させた。
隼人は、リンに優しい言葉をかけた。



なのに俺は…



何一つリンの為に動けなかったんだ。












日曜日



俺は、とある場所に向かうため街に出た。
しかしその途中、買い物途中と思われる怜奈と偶然会ってしまったんだ。



「悠斗、偶然ね?今から一緒にカフェに行きましょ?」

『悪ぃ、これから用事がある』

「少しだけだから、ね?…お願い…聞いてくれるわよね?」



…最悪だ


俺が断れないからって…


『…あぁ…』



でも、これももうすぐで終わる。
なんたって、この後手に入れる事かできるからな。


「悠斗、今日はやけに機嫌いいのね?」

『……。』



もちろんだ。
やっと、お前から解放されると思うと嬉しく思わないはずないだろ?


「…クスッ。私と会えて嬉しいのね…」

『……。』



勝手に言ってろ。
勘違い女め。




そう、今日ついに怜奈の秘密を手に入れる事ができるんだ。