ギャップ彼女 2

俺のせいでリンを危険な目にあわせているのは事実。俺が断れば確実にこいつはリンにあの事件の真相を言うだろう。




怜奈の標的が、リンではなく俺にむけばいい。




『……分かった…』




だから、こうするしかなかった。
リンを守る為には、これしか思いつかなかったんだ。




「嬉しいわ、悠斗」




俺が了承すれば、上機嫌に目を細めていた。





「あと、私を生徒会に入れてね?悠斗と、ずっと一緒に居たいのよ。みんなにもきちんと説明してね?もちろん変な事は言わないでよ?」

『…あぁ…』

「悠斗…好きよ」

『……………………あぁ』






みんなにも相談なんてできねぇ。



怜奈を怒らせたら、きっと迷うことなくリンを壊しにいく。




…言えねぇよ




俺ひとり我慢すればいいだけだ。





この時の俺には、怜奈の歪んだ愛情(?)を受け入れる事しかできなかったんだ。