ギャップ彼女 2

会話の内容からにして、悠斗は家に帰る途中だったんだと思う。



それなら悪いことしちゃったな…。



たまたま、私なんかに出くわしたばっかりに、こんな事になっちゃうんだもんね。



迷惑かけて、本当、申し訳ない。




「迷惑なんかじゃねぇ」

『へっ?』

「そんな事言うんじゃねぇ」




どうやら心の声がダダ漏れだったらしい。



「リンが無事ならそれでいいじゃねぇか」

『ゆうと…。』

「分かったか?」



穏やかな笑みを浮かべた悠斗は、私の頭をポンと撫でた。



悠斗も奏も優しいよ…
こうして心から心配してくれる。




『うん。ありがとう!!』




悠斗や奏の手から伝わる温もりは、私の心まで温めてくれるんだ。