ギャップ彼女 2




「リン、これ着ろ」




そう言って渡してきたのは、さっきまで悠斗が着ていたブラウス。




『でも、それじゃぁ悠斗が…「いいから着ろ」

『…ありがとう』




戸惑ったが、悠斗の好意に甘える事にした。
自転車で帰らなきゃいけないのに、抑えながらでは難しいから。


受け取ったブラウスからは、ほんのりと悠斗の匂いがする。



密かにギュッと抱きしめたりして。


この匂い好きだな…



悠斗に包みこまれている様な錯覚に陥るんだ。












「…何やってんだ?」

『…っ』


いつの間にか振り返った悠斗が小首を傾げている。


み、見られたーー!?
あまりの恥ずかしさに、さらに顔が熱くなり、目を泳がせた。







ヤバ………私…変態だ。




『な、何でもないっ!き、き、着替えるね!』

「俺が着せてあげようか?」

『い、い、いぃ!』

「残念」

『…っ』




どこまで本気で言っているか分からない悠斗だったが、悠斗の首元を見て嬉しさで頬が緩んだ。



だって、悠斗の首元には…
















お揃いの指輪があったから。