ギャップ彼女 2




「さぁ、楽しい事始めようか?」

『いや!やめてよ!』




私は、身をよじって必死に抵抗した。
しかし、所詮私は女だ。男の力にかなうはずないんだ。






そんな私を嘲笑うかのように、終始ニヤニヤし見下ろしている。



ゾンビのその視線すら、嫌悪感でしかない。




『……な、なんでこんな事するのよ!』

「んー。君が可愛いからだよー」




う、嬉しくない!



…ゾクリ




『や、やめて…』



いやらしい手つきで太ももを撫でてくるゾンビAに全身に鳥肌が立った。





…気持ち悪い




『…いやっ!?』



ブレザーのボタンに手をかけ、片手で器用にはずしていく。




『どいてよ! 』

『離して!』

『触らないで!』





体育館には誰もいない。
しかも、窓もない体育倉庫だ。だから、大声だしたとして誰にも届かないだろう。




全身から血の気が引くのを感じた。