「さぁ、楽しい事始めようか?」
『いや!やめてよ!』
私は、身をよじって必死に抵抗した。
しかし、所詮私は女だ。男の力にかなうはずないんだ。
そんな私を嘲笑うかのように、終始ニヤニヤし見下ろしている。
ゾンビのその視線すら、嫌悪感でしかない。
『……な、なんでこんな事するのよ!』
「んー。君が可愛いからだよー」
う、嬉しくない!
…ゾクリ
『や、やめて…』
いやらしい手つきで太ももを撫でてくるゾンビAに全身に鳥肌が立った。
…気持ち悪い
『…いやっ!?』
ブレザーのボタンに手をかけ、片手で器用にはずしていく。
『どいてよ! 』
『離して!』
『触らないで!』
体育館には誰もいない。
しかも、窓もない体育倉庫だ。だから、大声だしたとして誰にも届かないだろう。
全身から血の気が引くのを感じた。

